耐久撥水(DWR)加工は、多くのGORE-TEX プロダクトに施されている特殊仕上げです。メンブレンの機能に加え、ファブリクスに防水性、防風性、透湿性を持たせることで、着用者の快適性を高めます。
ゴアは、化学物質の使用量を抑え、高いパフォーマンスを発揮する独自のPFASフリー*DWRを開発しました。
* 有機フッ素化合物(パー及びポリフルオロアルキル物質)を使用せずに製造していますが、微量含まれる可能性があります。 .
仕組み
DWRは、生地の表面に非常に薄い層を形成し、表面エネルギーを下げることで水が浸み込まず、球状になって転がり落ちます。
重要性
DWRがなければ、生地の表面で水が球状になりません。メンブレンによって防水性は維持されるものの、水が表面の層に浸透すると、ガーメントは冷たく湿った感触になります。
いつDWRの回復が必要になりますか?
DWRは永続的ではありません。水が球状にならなくなったら、それはDWRが正常に機能していない証拠ですから回復が必要です。GORE-TEX プロダクトの防水性は変わりませんが、通常ほど快適に着用できなくなる可能性があります。
PFASフリー*DWRは、耐油性が低く、定期的なメンテナンスを必要としますが、お手入れによってより高い機能を発揮します。GORE-TEX プロダクトは耐久性を重視した設計のため、定期的なお洗濯によるダメージの心配はありません。むしろ最大限に機能を活用するには洗濯が必須です。
* 有機フッ素化合物(パー及びポリフルオロアルキル物質)を使用せずに製造していますが、微量含まれる可能性があります。
DWRの回復は簡単です。洗濯して乾燥し、熱を加えるだけです。洗濯と加熱でDWRが回復しなくなった場合は、スプレー式または漬け込み式の撥水剤を使用してください。以下のリンクからガーメント、フットウェア、グローブのお手入れ方法をご覧ください。